DM(ダブルメタル)工法(建築技術性能証明工法 GBRC性能証明第10-01号)
DM工法の特徴6つの結晶
DM工法の概要
DM工法は小規模建築物施工に最適な杭状地盤補強工法です
DM工法は、小口径鋼管先端部に鋼管径の3.0倍及び3.5倍程度の大きさの鋳物(ダクタイル鋳鉄)製の螺旋翼(先端翼)を取り付け、鋼管地盤補強材として使用する、財団法人日本建築総合試験所の性能証明を受けた工法です。鋼管頭部に回転トルクを与えることによって、先端翼が地盤から推進力を受け、地上部には無排土の状態で回転貫入します。鋼管地盤補強材の構造として、先端部は先端翼によって閉塞しており、鋼管と先端翼とをボルトで接合するので、鋼管との溶接強度が支持力を制限しません。また鋳物の特長を利用して先端翼の根元と端部で厚さを変えており、地盤支持力を効率よく受ける構造となっています。
先端翼は鋳物製で、鋼製より製造コストを抑えております。また取り外して運搬できるため、従来工法より輸送コストも削減できます。素材から施工まで、あらゆる場面でコストを見直し、高性能低コストを実現しました。
このDM工法は低騒音・低振動での施工が可能であり、セメント系地盤補強工法のように セメントミルクを使用しないので排土処理は不要。
DM工法はまさに時代のニーズから生まれた環境にやさしい優れた工法です。
DM工法は、財団法人日本建築総合試験所の建築技術性能証明を取得しました。
GBRC 性能証明 第10-01号
DM工法は、特許出願中です。
特願 2007-201233
DM工法の鋼管と先端翼の組み合わせ
先端翼の取付
DM工法施工手順
建築技能証明書
DM工法性能証明の詳細
(1)適用地盤
先端地盤:砂質土地盤、粘性土地盤
(2)最大施工深さ
施工地盤面から本体部軸径の130倍(13.2m)以下
(3)適用建築物
下記の@〜Cの条件をすべて満足する建築物、高さ3.5m以下の擁壁および看板等の小規模工作物
@地上3階以下
A高さ13m以下
B軒高9m以下
C延べ面積500u以下